マイナ保険証 義務化・・・

政府が2024年秋には現在の健康保険証をマイナ保険証に完全に切り替えると発表しました。日本は国民皆保険なので紛れもなくマイナンバーカード取得の義務化ですね。このニュースは巷でもざわめいているようです。

マイナンバーカードの今現在の普及率は50%未満、国はマイナポイントなどで広める作戦に躍起になっていましたが、それでも50%未満、国民はなかなか釣られませんね。

各種報道で各種意見がUPされているように、法的にはマイナンバーカードの取得は任意であるにもかかわらず今回の実質義務化の発表はやはり唐突に感じます。まあ、このくらいやらないと日本はいつまでもデジタル先進国の片端にも立てないという政府の判断なのでしょう。

河野大臣の仕事は速いですね。過日の各種行政文書の押印廃止の時も非常に速かったです。この押印廃止で私たち行政と書類のやり取りをする業種の者は大変効率的になりテレワークも増々進みました。今回の発表を聞いた時、河野大臣らしいな、とも感じました。

ただ・・・ですね、前述しましたがやはり唐突感が否めないのです。マイナンバーカードの普及率が低いのは個人情報漏洩の不安とよく聞きますが、それよりも・・・かな?・・・面倒なのです。日本は超高齢社会、年配者は特に何をどうしていいか解らない、年配者じゃなくても結構面倒くさい。特にここ数年デジタル化の波が一気に押し寄せアップアップしている状態のように感じます。

私個人としては、業種的にこうした新しい波に対応していかねばと心掛けているせいもあり、年齢にムチ打ちマイナンバーカードも早めに作りマイナポイント第2弾での条件もすべて承諾して申し込みました。マイナンバーカードは確かに便利です。今現在でもコンビニで住民票や印鑑証明が簡単に取れます。今度、健康保険証も義務化になると、確かに政府の言うとおり健康保険証の切り替えのタイムラグも無くなりすごく楽になると思います。

そう言えば、つい先日、日本年金機構からスマホに届いたお知らせで、この度、マイナポータルで確定申告や年末調整に必要な証明書(控除証明書など)をデータで受け取ることができるようになった、とのことです。

この知らせが入った時、ハタと考えました。なんだかコワイ・・・・・。データのやり取りの時代、本当に便利です。でも・・・やっぱりコワイ・・・。

年金機構だからかな? 私の業種でこんなことを言ってはいけないのですが、年金機構と聞くと旧社会保険庁の消えた年金問題やデータのぞき見問題を思い起こす方は多いのではないでしょうか?勿論新組織の機構になってきっちりやっているとは思いますが、こうしたことひとつ取っても今回の政府の発表、説明が足りませんね。不安が拭えないし、何よりこうした強引なやり方ではなく、もっと普及に手を尽くしてから始めるべきではないかと個人的には思っています。

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