「雇用調整助成金」は複数回申請できますよ

コロナの拡大が止まりません。ここ札幌では11月から第3波なるものが特にひどく、道内でも旭川は連日報道されているように医療崩壊危機に瀕し、自衛隊へ災害派遣要請をしました。

アクセルとブレーキ、ハンマーとダンスなど色々と言われていますが、アクセルを踏み続けながらブレーキをかけ、又は、ダンスを踊りながらハンマーで叩く・・・こんなことが出来るのでしょうか?

何が正解なのかは断言できなくとも、感染拡大防止のため出来ることはすべてやるのが常道でしょう。Go To事業、国はどうするのでしょうか?

さて、表題の「雇用調整助成金」ですが、この一年まるごとコロナだった今年、4月~6月あたりに1回目を申請した事業主の方が多いように思います。”1回目”と書きましたが、そう!この助成金は要件が整えば2回目、3回目・・・と継続申請ができます。

特に今回コロナで使われた「雇用調整助成金」は、特例期間も延長され(現時点で2021.2.末まで)、この特例期間中の申請日数は、全体の使える上限日数の別枠となります。詳細は厚労省HPでご確認いただきたいのですが、4~6月あたりは経産省の「持続化給付金」など単回のものが並行してアナウンスされたので、ひょっとしたら「雇用調整助成金」も単回で終了と思っていらっしゃる方が多いかもと思い、本稿を書いています。

「雇用調整助成金」は、随分以前からある助成金で、前回はリーマンショックの際に多く申請されました。リーマンの時もその影響が一定期間続きましたが、今回のコロナも気が付けばまる一年非情な結果をもたらしています。

誰もがコロナ鬱になりそうな一年でした。雇用調整助成金で補填されるものは限られているとは思いますが、事業主の皆様、もし要件を満たしていて未申請であれば迷わず継続申請してください。

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