センスメイキング理論

つい先日ネットニュースで見た「センスメイキング理論」・・・ ん?ずいぶん前に読んだ経営学の本だ、と思い引っ張り出しました。

18年前の新書です(カール・E・ワイク著)。 最近注目されているそうで、解りやすく解説している本も出ているらしい。

確かに、18年前に読んだときはあまり理解できませんでした。そこで、このネットニュースの内容をよくよく読んだところ、今頃になって納得できた気がします。

”センスメイキング”って何? その名のとおり、意味をつくる、”意味づけ”ですね。人は、物事が起きたその瞬間に感じることと、後になって感じることとは違う、、、これってよくありますよね。後になって意味づけをするわけです。ここまではOK。ここからが当時はよく解らなかった。”センスメイキング イン オーガニゼーション” 組織におけるセンスメイキングって・・・?

ここからは、今の私の超個人的な解釈です。正しいかどうかは少し横に置きます。

主観と客観の相対 とでもいうのでしょうか。対象や案件への組織全体としての取り組み方にどんな意味付けをするか?

ちなみに、ずいぶん前に竹野内豊主演(原作は誰か忘れました)の映画に「冷静と情熱の間」というのがありました。(これは関係ないですが連想してしまいました・・・??)。

法律に関係する仕事をしていると、根拠、根拠と、客観の視座が求められます。根拠は、主張をする際の絶対的な指標になり得ます。

主観は、自分の思いや考えですね。組織においてセンスメイキングが有効になる(する)ためには、こうした思い(込み)を如何に組織全体に納得させられるかということなのでしょうか?

ネットニュースのこの内容には、組織のリーダーは、ストーリーをつくり上げ周囲にセンスメイキングさせる能力が必要、というようなことが書いていました。まずは行動、行動をして試行錯誤を重ね、もがいていく間にやがて納得できるストーリーが出てくる、とも。

混沌さが増す社会で生き残るにはまず行動、、、意味づけはその行動の間に出てくる、それがセンスメイキング?そんな感じでしょうか?

今年の最後の記事がこんなタイトルで、混とんとしています?。・・・が、本年も弊所にお付き合いいただいた皆様に心より御礼申し上げます。来年も元気に、まず行動!と心掛けます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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